・・・2036年。我が国の犯罪検挙率は20%代にまで落ち込んでいた。犯罪大国になりつつあるこの国に立ち上がる一つの組織。最新科学機器を駆使し、事件発生以後からしか身動きのとれなかった従来型の犯罪捜査を一新し、事前に情報を集約し犯罪発生の芽をつむ絶対攻性の警察実働部隊。彼らはそのシステムの名に所以し、こう呼ばれた。「華装攻性捜査官・アドバンシアン」 と。 最新テクノロジー 『 ターン・アドバンスシステム 』によって着ている衣服を分子レベル分解し、特殊兵装処理を施して闘う女性捜査官たち。その1人、No.7聖袈沙彩(セイケサアヤ)は、多国籍企業「上海電子有限公司」社長宅で犯罪が行われるとの情報を受け現場に潜入する。そこで目にした殺人兵器【3次元粒子誘導装置】が罪のない市民を狙う! 傷つきながらも身を挺してその危機を救う沙彩。しかし宿敵Neoゾディアスのアジトに連れ込まれた沙彩にさらなる過酷な拷問が待ち受ける! 自身をサポートするためのシステムを敵に逆手にとられ苦しみぬく沙彩。絶望の危機が迫ったその瞬間、一点の希望に沙彩は懸けた。華麗な乙女の怒りが天を貫き炎を呼ぶ!